史跡佐渡金山2

立坑の名残です。エレベーターのような役割のものです。ここでお天気雨が降ってきました。

雨宿りも兼ねて、機械工場の中を見学しました。

トロッコを運ぶための蓄電池式機関車。その前にはターンテーブルがありました。出し入れのために使うものです。

足で触ってみたところ動かせそうな感じでした。これが…

こうなりました。( ̄▽ ̄)これは便利!

ヘッドライト(キャップランプ)も充電式。先ほど入口のお兄さんもつけていましたね。

そのほかいろいろな工具がありました。

この建物は昭和10年頃のものだそうです。窓ガラスには三菱のマーク。ガラス盗難防止のために傷をつけたそうです。たしかにちょっと手書き感ありますね(笑)

鉱石を運ぶだけでなく、作業する人もこれに乗って移動しました。さて、雨も収まってきたので、道遊の割戸の穴を見に行きましょう。

少し山道を上がると奥の方に見えました。道遊の割戸です。金の鉱脈を掘り進めているうちに、山が割れたようになったそうです。ここでは割れた感じはわかりにくいのですが、こんなふうに掘ったら、山の形も変わってしまうのですね。

遠巻きに見るとこんな感じです。たしかにパックリと割れています。

ちょっと廃墟っぽい建物。鉱山から出てきた石を最初に砕く場所、粗砕場(そさいば)。ここから下にベルトコンベアで運ばれていったそうです。(あとで出てきますが、これはただの小屋ではありません。)

石の積まれたトロッコ。

こちらは高任坑(たかとうこう)。たくさんの坑道があったのですね。

これにて坑道散策は終了です。

最後に売店で「道遊の割戸」と「やわらぎ」のステッカーを買いました。

次回へ続く。